ねぎばたけ。

私の "幸せ" が育つ、不思議な畑。「私らしく、生きていく」

フェアリーテイルの講義(6)

つい先日、前職場で仲良くして貰っていた

先輩事務員さんとお茶してきました(*´艸`*)

 

月島でもんじゃ焼き食べよう、ってことになったので地下鉄で向かったのですが、

その地下鉄の車内で隣に座ったお母さんと赤ちゃん(生後9ヶ月だそうな)に

出会いました。

赤ちゃんが私に手を伸ばしてくるので、私の指を握ってもらいました。

 

もう、とにかく、可愛い (●´ェ`●) ❤︎

 

ほっぺた、ぷにぷに (*´艸`*) ❤︎

柔らかくてあったかい、小さな手。

……結構握力強いのね、生後9ヶ月でも(ビックリしました)

 

お母さんとお出かけで、赤ちゃんはご機嫌でした。

お母さんも、我が子の笑顔に、本当に幸せそうでした :*:・( ̄∀ ̄)・:*:

 

幸せオーラが心地良かったです…ありがとうございました 。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚

 

 

 

そして、今日の話。

 

「…今まで随分と苦労してきたからななぁ、お前は」

私が退職届を提出した夜に、父が私に言った言葉です。

夕飯を食べた後で、唐突に思い出しました。

そういえば、16歳でバイトデビュー、高校三年生の受験期を除けば、

常にアルバイトしていました。

列車アテンダントで就職し、3年で退職した、その4ヶ月後には就職。

システム系の部署、歯科の受付事務員を務めて……。

その傍ら、Y姐さんと一緒にアルバイトしましたね(笑)

 

とにかく、働きっぱなしでした。

自分でも、よく働いたなと思います。

 

「OJTだから」

 

おジェ…

 

「OJT。分かる?」

 

知っとるがな。

 

「ねぎちゃんのために特別に考えられた、宇宙と繋がった後(←ここ重要)の

 お仕事に関わる研修みたいなものです」

 

 

私は10年以上も研修してたんかーい ( °д°)

 

 

「ところで、最近またひとつ課題が出てたんだけど、終わった?」

 

「お友達へのメールと、出産祝い」

 

 

8月末に友人が出産したのですが、

実はまだ出産のお祝いを贈っていませんでした。

 

というか、贈れなかったんですよね。気持ち的な問題で。

 

 

私にはコンプレックスがあります。

とりわけ、恋愛と結婚に対するコンプレックスです。

 

未婚で、出産の経験もない。恋人もいない。

 

いろいろな人から、いろいろなことを言われて、

いろいろと思ったり、傷ついたりしました。

私に恋人がいないことや、未婚であり、出産経験もないことで、

友人の集まりに参加できなかったこともあります。

 

 

正直に言うと、羨ましい。

 

 

ただ、自分には手にできるか分からない。

彼女たちの幸せが眩しかった。

 

 

その友人との関係にも思うところがあり、

また自分の既婚女性を羨む気持ちにも整理がつかないまま、

3ヶ月が経とうとしていたのでした。

 

見かねたフェアリーちえみが、私に問いかけます。

 

「…どうだった? あの地下鉄のお母さんと赤ちゃん」

 

「何か感じた?」

 

 

あのお母さんと赤ちゃんから感じたのは、

その時に感じた、その一瞬の感情。

 

2人はとても幸せ……幸せな、あったかいエネルギーを感じました。

 

子に恵まれたお母さん、その女性が羨ましいとは、全く思いませんでした。

ただただ2人が嬉しそうで、こちらも一緒に嬉しくなりました。

私たちは終始笑顔で、月島駅まで一緒にいました。

 

「それだよ、ねぎちゃん。それを忘れないで」

 

「ねぎちゃんにとって大事なことは、

 ありのままを感じることだよ!」

 

 

はっ、と目が覚めた感じでした。

 

 

 

ありのままに感じるのは……その人の感情です。

あるいは、心の声、潜在意識の声です。

 

 

私の感情は関係ないんだ、と。

 

 

「ありのままに感じるのは、相手のことだけじゃない。

 ただ、ねぎちゃん自身のことは、冷静に、

 客観的に処理しなければならないんだよ」

 

「自分の感情に呑み込まれていたら、相手にも呑み込まれちゃうよ!」

 

 

相手の感情や、エネルギーを、ありのままに感じること。

エネルギーを、感情を、コントロールすること。

自分の気持ちを押し殺すのではなく、

全く別のものとして冷静に、客観視すること。

 

 

その友人とは、今年の夏にディズニーランドへ遊びに行きました。

正直、大きなお腹の妊婦をディズニーで歩かせるのは心配でしたが、

彼女の強い希望があり、彼女の御主人にも了承を得た上で、

マタニティのサービスを受けつつ楽しんできました。

 

パレードの音楽に興奮して、彼女のお腹の中ではしゃぐ赤ちゃん。

その胎動に触れ、

赤ちゃんの元気なエネルギーを感じ、

彼女から伝わる幸せのエネルギーに触れ、

彼女と赤ちゃん、2人の幸せを感じました。

 

無事に産まれて欲しい。

その時の気持ちを、忘れていたようです。

 

 

しばらく気持ちを落ち着かせてから、大きく深呼吸して。

友人にメールを送りました。

 

その時に、

 

 

申し訳ないけど、私は赤ちゃんのことがよく分からない

 

 

とも伝えました。

 

 

分かりません、私には。

この先しばらくは、残念ながら、分からないです。

出産や、赤ん坊や、産後のお母さんのことは、

教科書で勉強したことや母の経験談で程度しか知りません。

何が必要なのか、彼女が何を欲しいのか。

生まれた子には何色が似合うのか、身体の大きさも知りません。

 

経験したこともないのに、

分かったように、知ったように振る舞うことはできません。

 

 

相手のエネルギーや感情を受け取って、

共感して、さらに耳を傾けること。

 

 

フェアリーは、スピリチュアルな能力を持つ人間として、

私に対して高潔さを要求することはありません。

怒るな、妬むな、とも言いません。

 

ネガティブな一面ですが、そのような人間らしい気持ちや感情を持つことは、

地球で生きている人間として自然なことだと言います。

 

ただ、その感情に呑まれるな、と。

 

言葉で説明するのは難しいですけど…… (-"-;A

ネガティブなその「人間らしい」が、

エネルギーや感情を受け取って感じる手助けになったり、

相手への共感に欠かせない要素だと思うんです。

 

綺麗すぎる水には飛び込みにくいものなんでしょうね。

相手も自分も。

高潔であること、綺麗であることが、必ずしも正しくはないのだと。

 

ただし、人としての軸はブレてはいけませんし、

ネガティブな感情に呑み込まれるのは、

スピ系カウンセラーとしては失格ですな (-"-;A

 

 

まだまだ、研修が必要かもしれませんね (;・`ω・´)

 

 

 

とりあえず、今は、友人とその息子さんにお祝いの品を贈りたいです。