ねぎばたけ。

私の "幸せ" が育つ、不思議な畑。「私らしく、生きていく」

「趣味はありますか?」という大事な質問

新卒の就活や転職活動、特に転職活動で最近よく質問されるのが、

「趣味はありますか?」という質問。

そういえば、WEBのキャリアシートや履歴書にも趣味を記載する欄があります。

 

人に言いづらい趣味もあると思いますが、それは上手く誤魔化すとして。

 

趣味を明記する、趣味がありますと明言する、

趣味ではなくとも「好きなものがある」「楽しみがある」を明記するのは

非常に大事なことで、アピールポイントになるのです。

 

基本的に、履歴書はナナメ読みです。

職務経歴書は、まだ読んでもらえる方だと思います(多分)。

そこで自分をアピールする、その1つのポイントが「趣味」の欄になります。

 

面接の最近の傾向として特に強いのが、

「ストレス耐性」を重視している、という点です。

 

どんな業界、どんな職種、どんな仕事でも、理不尽の連続です。

理不尽しかない。...辛い...(苦笑)

仕事が原因(というか「職場の人間関係が原因」が多い?)で

うつ病を患う人のなんと多いことか。

 

「自分、ストレスに強いんですよ!」アピールするのは結構難しい。

私は難しいと感じましたし、ストレス耐性を証明するのはもっと難しい。

実際に

「ストレスをどうやって発散していますか?」

とか、

「ストレスへの耐性はありますか?」

と面接で質問されて、

面接官が納得するような回答ができなかった思い出がいっぱい。

 

それが今は、自分の「好きなもの」に助けられている状態です(笑)

人形が好き、というのをかなりオブラートに包んで伝えていますが(笑)

今まであまり考えたことがなかった「趣味」の記入欄に、

かなり転職活動を助けられています。とても意外なことでした。

 

ストレスを自分でどのように発散しているのか、

つまり「自己管理」がちゃんとできる人なのか、

という点でも見ているのだな、と。

趣味の内容うんぬんよりも、

「ストレスを発散できるものがある人」と見られている、

と実際の面接で感じました。

 

趣味の内容がきっかけで面接官と話が弾むこともありますし。

書いておいて損はない記入欄、と思います。

趣味欄を埋めることは転職エージェント各社も推奨していました。

趣味がない場合は、好きなもの、日々の楽しみ、

などで埋めると良いそうです。

(例)「猫が好き」でもOKですが、

「どんな猫が好きなのか」「猫のどんな仕草が好きなのか」と、

具体的に説明できると尚良いです(^^♪

 

私もセッションでクライエントさんには

好きなものor楽しいと思うことを話してもらいます。

趣味の話に時間を割くこともありますね。

好きなことを語ってもらうと、皆さん最後には笑ってくれます(^^)

やはり好きなこと・楽しいと思うことを話すと、

話していることも楽しいのか、ちょっと元気出るみたいです。

ちょっと元気出してもらってから、セッション終了となります。

 

リクルーターも採用側も、

「「この人はどんな人だろう???」」

と思っていますので、自分がどんな人なのか知ってもらうことに

重点を置いて臨むと良いそうです。

 

・この人と1日の大半、週の大半を一緒に過ごせるだろうか?

・今職場(現場)にいる職員たちと上手くやっていける人だろうか?

(加えて組織に馴染めそうか、というのもあります)

 

1日のうち最低でも8時間は一緒に過ごさなければならない他人なのです。

しかも、組織、部署という、とても狭い箱の中で。

能力だけあっても、人間性はどうなのか?気になりますね。

どんな人かイマイチ分からなかったら関わりにくいです。

相手の好きなものが分かっているだけでも、随分と違うものなのですよ。

 

面接では自分を良く見せなければならないので、

基本的にネガティブなことは言えません。

でも、うまーく言いまわしたな、と採用担当者はすぐ分かっちゃう(笑)

企業の採用担当は面接のプロですからね。

 

ただ。

趣味を熱心に喋りすぎるのはマイナス点なので、話す時はほどほどに。

 

就活や転職活動だけでなく、営業や接客の仕事でも役立つと聞きますね、

趣味の話、好きなものの話って。

 

何かの参考になれば幸いです。