ねぎばたけ。

私の "幸せ" が育つ、不思議な畑。「私らしく、生きていく」

ひな祭り

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12年ぶりに、ひな人形を納戸から出しました。

今までずっと東京に居たことと、祖父母が高齢になったので、

出せずにいたんです。

 

ですが、今年は!略式ですが!復活させました!\(^o^)/

 

本来は7段飾りのひな人形なのですが、

昔のように7段出せるスペースがなくなってしまったこと、

体力的にも時間的にも7段飾りが厳しいという事情から、

親王雛だけを箱から出して飾り付け、

三人官女以下の家臣の人形は親王雛の屏風の後ろに箱の中で控える、

という形をとりました。

凄まじい無理矢理感!(苦笑)

 

写真を改めて見ると…滅茶苦茶だなぁ (;^ω^)

 

お供え物も、折角だから色々を感じていただこうと思ったのですが、

しかし…どうしたらいいのか分からないので、

食べ物や飲み物の匂いが届くように近くに置いておきました。

ジュースの位置とかもう良くわからん感じでしたが、

お雛様の顔がこれまで見たことないくらい楽しんでいたので、

まぁ…いいかな…と…(凄まじい無理矢理感)

 

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今年、親王雛の近侍を務めるのは、2番目の「真名白」。

本来は1番目の「奈緒」が務めるのですが、今年は運悪く不在のため、

弟の真名白が、雛人形が仕舞われるまでの間、親王雛の近侍役を務めます。

家の人形で最も身分が高いのが雛人形のため、私の人形たちは例外なく一番下に控えます。

親王雛には極力失礼のないようにします。近侍役の人形は正装です。

写真撮影のために段の上に乗ったり、雛道具に触れたり、不必要に親王雛のお傍に寄ることはありません。

 

 

ひな人形には、簡単に言うと、

平飾りと7段飾りとで人形の造りが異なります。

7段飾りの場合、人形の首はやや下向き(目線は下向き)

女雛の着物の裾は膨らんでボリュームがあります。

対して平飾りの場合、人形の首は正面(または微妙に上向き)、

女雛の着物の裾は、美しい色重ねが見えるようになっています。

これは雛人形を「上から見るか、下から見るか」の違いです。

 

我が家のお雛様の場合、7段飾りですので、首が下向き。

なので平飾りにすると、お雛様とは視線が合いません。

 

代わりに、お雛様には、家人がお供えした食べ物がよく見えます(笑)

 

これまで7段の一番高いところから、桜餅やいちご、

五目ちらしを眺めていたお雛様。

今年久々に日の目を浴びたと思いきや、

突如目の前(しかもめっちゃ近い)に出されるご馳走の数々。

初めてのことに、

 

「「ぉ、ふぉぉぉぉぉぉおおおおおおぉぉぉ‼‼‼‼‼(゚д゚)!」」

 

「「これは!美味しそう‼‼‼‼‼(゚∀゚)」」

 

よきかな♡(*´▽`*)

 

という、凄まじい反応ぶり(笑)

お雛様には大変失礼な話なのですが、こちらが笑いを堪えるのが大変ですw

 

 

昨日は飾り付けが終わった後、

これまで納戸に仕舞いこんでいたお詫びと、

健康に無事に大人になれたことへの感謝、

そして未だに未婚であることを話しました。

 

どうやらお雛様は久しぶりに出してもらえたのが嬉しかった様子でした。

そして、家の娘が未だ嫁に行けずにいることを(一応)重くみた様子。

 

出したその晩、夢占いでいうところの、

所謂「出会い、恋愛成就、結婚」に関する吉夢をみました!( *´艸`)

 

そうして迎えた、久しぶりのひな祭り。

 

どうやら、お嫁に行かせてもらえそうですよ!

わーい、ありがとうございまーす \(^o^)/

 

そのことを祖母に話し、お雛様への感謝を込めて、

地域で一番有名なお菓子屋さんの美味しい桜餅と、

手作りの五目ちらしをお供えして、ひな祭りをお祝いしました。

 

今年は本当によいひな祭りでした (*´ω`*)

 

 

 

…人形って、食べ物に反応するんだなぁ…(一番の感想)