ねぎばたけ。

私の "幸せ" が育つ、不思議な畑。「私らしく、生きていく」

本当の気持ちは当事者にしか解らない

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組み上げられて間もなく人間の所へやって来た人形は、人間の幼児とあまり変わりません。

持ち主が頭痛で寝ていても、構ってもらいたくて、甘えたいと訴えます。

空気を読むということは一切なく、人間の生活に慣れないと大事なことを理解しないのです。

 

 

twitterで色々とTLを流した、その翌朝。

珍しく紫月が「で?気分はマシになったのですか?」というように訴えてきました。

反抗期の紫月に心配されるなんて、嬉しいですね。

今日も嵐かな?と思ったら快晴でした、あはは、良かった(笑)

絶好のお洗濯、お掃除日和でした (*´▽`*)

 

 

人形とは「人の形をしたもの」ですので、

当然、魂を得れば人間と同じように成っていきます。

同じように、というのは、人形と持ち主の関係が人間同士と変わりませんよ

人間と同じような感覚や感情を持っていきますよという意味です。

そのことを念頭に置いて、「ままごと」や「人形遊び」をしたり、

愛玩人形として傍に置く人はまずいません。

そんなことを考えなくて当然ですし、考える必要はありません。

感じ方の問題ですので、人形の意識を感じなければそれはそれで良いのです。

あくまでも、物、ですしね。(されど、物、とも言えます)

 

しかしながら、それは人形が人間の愛情を一心に注がれて、

自然な流れで魂を得た、というような場合です。

※人形に魂が宿るという考えも単なる概念だ、と言われてしまうと、それはそれで一理ありますが。

 

魂の在り方も、いろいろとあるので、何とも言い難いのですけれど。

 

さて、魔法を使って入魂させれば、それに伴う契約が必要です。

魔法=呪詛です。日本的に言えば、呪詛。

魔法というのは、ウォ●トデ●ズニーが使うものだと私は思いますね(笑)

 

結局は、目に見えない力を借りるのです。

 

そうしてただの人の形をした物質が魂を得たら。

そのために、あなたがその人形と契約という約束をしたら。

 

それはもう、命がけの人形遊びなんですよ。

 

魂を入れた後のことは、入れてしまった人間次第です。

 

強いて言うなら、入魂の呪詛を行った人形は、

術師が責任をもって「養育」したほうがいいでしょう。

部屋に飾っただけでは、人形は何も覚えません。

 

子供の可愛がっている人形が、その子供と一緒に人形自身の魂も大人になっていく、

その過程がないとしたら。

楽しいことも、悲しいことも、寂しいことも、理解できないままでしょうか。

「遊ぶ」ということを覚えず、ままごと遊びで複雑な人間関係や

人間の衣食住を学ぶこともできないのでしょうか。

 

 

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教養ある人形は持ち主にとって非常に役に立つ存在になります。

文字は読めなくても会話ができる人はいます。それと同じです。

欲望のままに存在することが当たり前になれば、仮に人間に悪意を向けてしまった時、

その人形の末路はどうなるか分かりません。

 

 

人形の気持ちを知りたいなら、やっぱり人形を見るのが一番の近道です。

確かに、声は聞こえないでしょう。

それでも、何か訴えているのです。

 

「なんとなく、こうなんじゃないか」という感覚を、大切にしてください。

 

大切な誰かを想う時。

相手のことを色々と考えますよね。

もちろん、その時に「私のことを好きか(嫌いか)どうか」気になると思います。

でも、よく考えてみてください。それが自分の人形だったら。

 

人形には、持ち主である あなた しかいないのです。

好きか嫌いか、なんて、本当なら言ってられないのですよ。

極端な話、人形は勝手に動けないんですから。(多分)

あなたが嫌いだからって、家出できないんです。

 

人形を「お迎え」した、あなたがどうしていきたいか、

あなたの責任になるんです。

あなたの寿命の内で、1体の人形の人生を請け負うことになったんです。

人形の目から見たら、あなたはただの通過点です。

その通過点を良い思い出にしてやれるか、悲しい思い出にしてしまうのか、

なのです。

 

好きならどうやってもっとお互いに楽しんでいくかとか、

今後自分が他の人間と結婚しても変わらぬ好意的関係でいられるのか。

人形に嫌われているとしたら、どうやって付き合っていくか。

私たちが日頃から繰り広げている他者との人間関係と、

実は変わらない関係が、自分と自分の人形との間にはある。

その相互理解を深める過程で、最終的な結論が「手放す」という選択肢はあります。

 

 

その人形をどうするかは、やはり持ち主である あなた 次第なのです。

 

 

 

「うちの子可愛い( *´艸`)」というのは、最高のパワーワードなんです。

その一言で、あなたにとって人形は間違いなく可愛いし、

その一言で、人形はあなたにとって良い人形であると意識できます。

 

さぁ!「うちの子が世界一可愛い!」と言って、

今日もご自分のドールを可愛がってください!

 

本来は、それ以上、人形にしてやることなど、他にないのです。