お人形関係の余談を別にあげ直し。
人形が人間を恐怖に陥れるホラーな話は夏の風物詩にピッタリですが、
人形だって人間が怖い時あるよ!というのがこの話。
最近、いや、以前からあったのかな…問題になっている人形略奪?騒動。
転売よりも怖い。
Twitterとかでよく話を聞きますし、
先のドルパの帰りに浦和氏との会議で議題に上がりました。
メイクオーダーでも、稀に聞きます。
私も腕の書痙を患って以降、
ドールのメイクを専門のディーラー様にお願いしています。
私の依頼する相手方は皆さん信頼できる方ですし、
人形には何かあっても必ず私の許へ戻るように言い聞かせて送り出しているので、
私は特に心配していません。
ですが、他のオーナーさんがトラブルに巻き込まれた話を聞きます。
メイクオーダーに出した子が戻ってこない、返してもらえない、という話です。
酷い話だな、と私も胸が痛みますし、
心身ともに疲弊されるオーナーさんを見ていると涙が出てきます。
ただ、ちょっと疑問にも思うんですよ。
返さないって、じゃ、奪ったその子どうすんのよ? って。
ヘッドだけで愛でるの?
ボディを仕入れて自分の子にしちゃうわけ?
それともオクとかで売るの?
今思えば、そんな他人から取ったドールと同居なんかしたくないでしょうね。
返せ―、返せ―、って、
その子の周りにはオーナーさんの思念が終始纏わりついていることでしょう。
その思念は何度切っても切れないもの。
そんな厄介なドールと一緒に居たくない、というのが普通でしょう。
というか、普通に犯罪ですね。
ヤベェよご主人様って、人形が人間に教えてくれることは…あるかな…?
伝わるかな…?
でも、その奪った側の所有ドールが、普通の思考をしていない可能性もある。
(主人の影響をもろに受けることがある為)
サイコパスな人って本当に怖いですよ。
私と奈緒は別件でリアルに経験しているので、
そんな相手がメイクオーダーを受注しているとか、
おっかないですね。
マジで。
罪の意識に乏しいなんていうレベルじゃないのですから。
罪の意識がないのです。
例のセリフ「うちの子になりたがってる」
あと、私と奈緒が経験した「この子、ちょうだい」
13年前、原宿の橋のゴスロリ少女に笑顔で言われたことがあります。
これ、人形は嫌がります。
よほど今の主人に不満がない限り、他所へ行く必要性を感じないのが人形です。
人形は流れ者。
人の手を渡り歩くのが宿命ですが、
他所へ行かねばならない必要性はその時になれば受け入れることができるのです。
見ず知らずの人間に「ちょうだい」と言われて素直に「あげる」って言うか阿呆が。
稀少ですが新ネタ
「この子、あなたのドールが大好きで(その後譲って欲しい的な話になるパターン)」
無事に結婚されたドールカップルもいるので、なんとも言い難いのですが、
トラブルに繋がることも確かにあります。
ドール同士の交際は慎重に。
何度も言うように、人形は人間相手では戦えないので、
オーナーさんがしっかり守ってください。
何かあった時に主人に守ってもらえる安心感が、人形との絆を強くしますし、
オーナーに何かあった時に人形が守ってくれますよ。
世の中色々ありますので、お気をつけて…。
厄介事に巻き込まれないためにも、オーナーである私たちは、
エネルギーの状態をできるだけ良質な状態に、
分かりやすく言えばポジティブなエネルギーを発せられるようになると良いのです。
というのも、ネガティブはネガティブを引き寄せますので、当然厄介事を招きます。
自分で厄介事を引き寄せているわけです。
人形は主人が持ってきた厄介事を追い返せませんので、
主人が責任を以て対処してください。